5/23よりベトナムホーチミンで各種の教育機関と打合せを行っています。
今回の打合せは以下のような機関と行っております。
■大学・・・高度人材、ITエンジニアなど
ホーチミン工科大学、ホーチミン自然科学大学、ホーチミン技術師範大学
■短大・・・通訳、技術者、特定技能など
ホーチミン経済短期大学
■送出・・・技能実習、特定技能など
10機関ほど
各教育機関により日本での就労形態は異なります。
弊社では高度人材の主に理系人材(機械工学・バイオ・情報)の技術者を中心に就労支援を行っており、複数の理系国家大学と提携しています。
9月には国家大学と共同で、日本企業向けIT人材採用支援イベントを予定しております。
(※本情報については詳細が決定次第プレスリリースを行って参ります。)
ただし、弊社ではメインの大学だけでなく、各就労形態における情報を総合的にアップデートする為に、短期大学や送出し機関、トレーニングセンターなどとも頻繁に情報交換を行い、連携体制を強化しています。以下に現状の概要を記載します。
■ITエンジニア
初任給で1,000USD~2,000USDと現地でも非常に高給となっている。日本での就労を志向する層は確実に減っている。(海外就職を希望する層はまだ多いが、日本企業では高い日本語能力を求められるため、欧米企業への就職が多い)
→採用する為には日本企業側の工夫がより一層必要。オフショアも踏まえたグローバル人材採用計画など。その一環として9月に現地でIT人材採用支援イベントを企画しています。
■機械工学・バイオ等のエンジニア
専門職に適した企業はまだベトナム内には少ない。その為、大学院などで高度な専門を研究しても、それを活かした就職はできていない現状。日本語能力は高くない人材が多いが英語は総じてビジネスレベル。英語での勤務が可能であれば、機械工学・バイオ関係の優秀な人材で日本就労を希望する学生は多い。
→採用に関しては今が非常にチャンスです。機械工学やバイオ関係のグローバル人材採用は今こそ検討してください。
■技能実習
地方の若者はまだ技能実習を希望する層も多い。ただし、ホーチミンやハノイの都会の若者はほとんど志望しない。
台湾(約1ヶ月)、韓国(約3ヶ月)、日本(約6ヶ月)とそれぞれ合格から出国までの審査期間があり、時間が掛かる日本は敬遠される傾向にある。
審査期間中の教育などをいかに送出し機関と連携できるかが、人材獲得で重要となる。
→特定技能への移行が注目されていますが、【技能実習→特定技能】への移行組をいかに確保できるかが重要です。その為には多数の送出し機関と緊密な連携体制が不可欠です。
■留学生
日本語学校への留学ビザは申請ハードルが一気に高まった感がある。申請をだしてもことごとく入国管理局で却下されてしまう。大学への留学は従来通りのまま。ただ、日本の大学へ留学を希望するのは日本学科や法律学科など文系学生がほとんどであり、日本の大学を卒業後に日本で就職先を見付けられていない生徒がほとんど。
→優秀な文系グローバル人材は採用のチャンスです。ただ、「日本人が採用できないから外国人でも・・・」という観点だと失敗するケースも。経営計画とすり合わせた戦略的採用が重要です。
大まかな現状として、以上のような傾向が見受けられます。
日本の多くの企業様でも、来月あたりから翌期の採用計画を立案される時期ではないでしょうか。
グローバル人材採用を計画されている企業様には、上記のような現地情報をぜひ有効活用下さい。
弊社ではベトナム以外にも中国、ミャンマー、バングラディッシュなどの国々とも連携しています。グローバル人材について他にも詳しくお知りになられたい情報がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
今後ともよろしくお願い致します。
【ベトナム人向け】日本での就労支援ページ
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